【2026年決定版】生成AI音楽の最終回答|Suno一強の理由と商用利用・著作権を40年の作曲家が解説

AI BGM

※ 本記事は、単なる「おすすめ比較」ではありません。 実際に商用リリース・映像制作・著作権管理に関わってきた作曲家(MARUYA)の立場から、ネット上の古い情報を排除し、2026年時点で**「本当に実務で使える生成AI音楽」**だけを整理した記録です。


生成AI音楽とは?

「生成AI音楽」とは、SunoやUdioのように、人間が演奏・作曲を行わず、AIが構造・メロディ・歌詞・音声までを自動生成する音楽を指します。

従来の「音楽生成AI(BGM自動作成ツール)」とは異なり、

  • 歌入り楽曲(ボーカル生成)
  • 完全な楽曲構成(イントロからエンディングまで)
  • 商用リリース可能なクオリティ

まで到達している点が、2026年時点の最大の特徴です。本記事では、この**“生成AI音楽の最前線”**に限定して解説します。


音楽生成AIの世界は、2026年現在、完全に「二極化」しています。検索上位には「おすすめ26選」といった記事が溢れていますが、その多くは、すでに開発が止まったツールや、実務には耐えないアプリをただ羅列しているだけです。

今回は、作曲家歴40年の筆者が、X(旧Twitter)での最新の評判と、実際の制作現場での検証データを基に、「今、世界で本当に使われている音楽生成AI」の実態を整理します。

結論から言えば、現時点では音楽生成AI「Suno」が圧倒的な「一強」状態です。なぜSunoなのか。商用利用のリスクはどこにあるのか。Xで囁かれる「Udioの権利不安」とは何なのか。実務目線で、忖度なく解説します。

ただし、その前に一つだけ。

「AIで作られた音楽って、実際どんな雰囲気なの?」
この感覚が、文章だけでは一番伝わりにくい部分だと思います。

細かい仕組みや比較を見る前に、
実際に流れているAI生成音楽を一度、BGMとして聴いてみるのも一つの判断材料になります。
部屋で流したとき、作業中に流したとき、
「AI音楽ってこういう距離感なのか」と体感してから、各生成AIを触ってみるのも悪くありません。

AI生成BGMを実際に聴ける場所
AI BGM
https://www.aibgm.jp/

AI生成の歌ものを聴ける場所
AI Vocal

第1章:【2026年最新】X(旧Twitter)から見る「音楽生成AI」のリアル

カタログスペックではなく、SNS上の「生の声」こそがツールの実力を映す鏡です。直近半年間(2025年後半〜)のトレンドを分析すると、残酷なまでの格差が見えてきました。

1. 圧倒的王者「Suno」の進化

「Suno V5(最新版)よりボーカルとアレンジのダイナミクスが明らかに強い。本物のフックと展開がある」(海外ユーザー評価)

X上では、Sunoの進化に対する驚愕の声が止まりません。かつて「AIっぽい」と言われた平坦な曲調は消え、プロの楽曲に見られる「ダイナミクス(抑揚)」や「フック(聴かせどころ)」が実装されています。 もはやSunoは「生成ツール」ではなく、**「ヒット曲を生み出すスタジオ」**として認知されています。

2. 「Udio」の評価と現場の慎重姿勢

「β版で作った曲がカッコいいけど商用利用が怪しい…問題なければリリースしたい」(日本ユーザー評価)

音質の良さ(ハイファイさ)ではSunoに匹敵するUdioですが、ユーザーの間では「権利関係」についての議論が続いています。 海外では積極的に使われていますが、日本の権利意識の高い現場では**「まだ運用実績が少なく、判断に迷う」**という慎重な声も聞かれます。

3. 日本勢「Soundraw」への厳しい要望

「mp3インポートできないんか」(日本ユーザー評価)

動画クリエイターに人気のSoundrawですが、機能制限に対する率直な不満も見られます。これは裏を返せば「もっと使い込みたい、もっと自由度が欲しい」という期待の裏返しでもありますが、Sunoのような「何でもできる自由度」と比較されると厳しさがあります。


第2章:【ボーカル・楽曲生成】プロが選ぶ「本命」トップ2

数あるサービスの中で、歌モノ(Vocal Song)を作るなら、選択肢はこの2つしかありません。

1. Suno (スノ)

  • 公式サイト: https://suno.com/
  • 推奨: 全クリエイター、作曲初心者、プロのデモ制作
  • 料金: 無料プランあり(商用不可) / Proプラン(商用可)

【プロの評価:★★★★★】 間違いなく現時点での最高到達点です。Xでの評判通り、最新モデルの「楽曲構成力」は人間を凌駕しつつあります。 特筆すべきは**「日本語歌詞」への対応力**です。他のAIが日本語を「音」として処理してしまい不自然な発音になるのに対し、Sunoは「言葉の意味」と「メロディの乗り方」を理解しています。「和風(Wafu)」や「J-POP」をリクエストして、違和感なく仕上がるのはSunoだけです。

2. Udio (ウディオ)

  • 公式サイト: https://www.udio.com/
  • 推奨: 音質にこだわるトラックメーカー
  • 料金: 無料プランあり / 有料プラン

【プロの評価:★★★★☆】 Sunoのライバルです。音の分離感やクリアさではSunoより上だと感じる瞬間もあります。イントロやアウトロを細かく指定して生成する機能は強力です。 ただし、規約自体は存在するものの、日本の制作現場・法人案件での運用実績がまだ少なく、実務ベースでは慎重な判断を求められるケースがあります。「趣味で最高音質を楽しむ」なら最強のツールですが、商用リリースの際は自身の責任範囲を明確にしておくことを推奨します。


第3章:【BGM・動画編集】実務で使える「特化型」トップ2

歌はいらない、動画のバックグラウンドミュージックが欲しい。そんなYouTuberや映像制作者にはこちらが「正解」です。

3. Beatoven.ai (ビートーベンAI)

  • 公式サイト: https://www.beatoven.ai/
  • Xでの評判: 「映像にぴったりのBGMを生成して、編集が楽になった」

【プロの評価】 動画クリエイターからの支持が急上昇しています。「楽しい」「悲しい」といった**感情(Mood)**をタイムライン上に配置するだけで曲が展開するため、映像のストーリーに音楽を合わせる作業が劇的に楽になります。Sunoでは難しい「映像尺への完全同期」ができるのが強みです。

4. SOUNDRAW (サウンドロー)

  • 公式サイト: https://soundraw.io/
  • Xでの評判: 編集機能への要望はあるものの、実務利用者は多い。

【プロの評価】 「尺(長さ)が決まっている動画」を作るならこれです。Adobe Premiere Pro等との連携も視野に入れた設計で、**「著作権フリー(YouTubeでBANされない)」**という安心感は全サービス中トップクラス。日本企業が運営している点も、サポート面で大きなメリットです。


第4章:【全URL付き】その他の音楽生成AI 22選

トップ4(Suno, Udio, Beatoven, SOUNDRAW)以外にも、特定の用途やニーズに応えるツールを網羅しました。 すべてのサービスにURLを掲載していますので、気になったものは直感的に触ってみてください。

【簡易作成・アプリ・実験系】

5. Boomy (ブーミー)

  • URL: https://boomy.com/
  • 特徴: Xでも「ゲーム感覚」と言われるほど簡単。作った曲をそのまま配信して収益化を目指せるプラットフォーム機能が売り。

6. Ecrett Music (エクレットミュージック)

  • URL: https://ecrettmusic.com/
  • 特徴: 「シーン・ムード・ジャンル」を選ぶだけ。動画クリエイター向けの直感的なUIが特徴。

7. SongR (ソングアール)

  • URL: https://songr.ai/
  • 特徴: ログイン不要で、ブラウザ上で歌詞を入力するだけで簡易的なポップスが作れる。

8. Riffusion (リフュージョン)

  • URL: https://www.riffusion.com/
  • 特徴: 音楽の波形を「画像(スペクトログラム)」として処理し、画像生成AIの技術で音を作る実験的なツール。

9. MusicFX (Google)

10. Stable Audio (ステーブルオーディオ)

  • URL: https://stableaudio.com/
  • 特徴: 画像生成「Stable Diffusion」の開発元が提供。ローカル環境構築ができる「Open」版もあり、開発者や高スペックPC持ちに人気。

【素材・ループ・BGM系】

11. Loudly (ラウドリー)

  • URL: https://www.loudly.com/
  • 特徴: AIが生成するというより、膨大な高品質ループ素材をAIが組み合わせる方式。そのため破綻が少なく、クラブ系に強い。

12. Mubert (ムーバート)

  • URL: https://mubert.com/
  • 特徴: 「終わらない音楽」をリアルタイム生成。店舗BGMや作業用配信のバックグラウンドに最適。

13. Splash Pro (スプラッシュプロ)

  • URL: https://www.splashmusic.com/
  • 特徴: スマホ音楽アプリ発のAI。歌詞入力からのボーカル生成機能(Gen-2)も搭載。

14. CassetteAI (カセットAI)

  • URL: https://cassetteai.com/
  • 特徴: ビートメイカー向け。シーケンサーのような画面でAI生成ビートを管理できる。

15. Soundverse (サウンドバース)

  • URL: https://www.soundverse.ai/
  • 特徴: AIアシスタントとチャットしながら音楽を作れる「対話型」の生成ツール。

【特化型・多機能ツール】

16. Brev.ai (ブレブAI)

  • URL: https://brev.ai/
  • 特徴: 非常にシンプルなSunoのラッパーサービスの可能性が高いが、手軽に使える。

17. WavTool (ウェブツール)

  • URL: https://wavtool.com/
  • 特徴: ブラウザ上で動くDAW(作曲ソフト)に、ChatGPTのようなAIアシスタントが組み込まれた高機能ツール。

18. StockmusicGPT (ストックミュージックGPT)

  • URL: https://stockmusicgpt.com/
  • 特徴: チャット形式でストックミュージック(素材音楽)を生成することに特化している。

19. LimeWire AI (ライムワイヤーAI)

  • URL: https://limewire.com/
  • 特徴: かつてのファイル共有サービスがAIスタジオとして復活。音楽だけでなく画像生成機能とも統合されている。

20. Fadr (フェーダー)

  • URL: https://fadr.com/
  • 特徴: 生成だけでなく、既存曲の「ボーカル抜き」や「リミックス」をAIが行う機能がメイン。DJ向け。

21. Kits.ai (キッツAI)

  • URL: https://www.kits.ai/
  • 特徴: 「自分の声を別の楽器や歌手の声に変える」ボイス変換AIがメインだが、ロイヤリティフリーの楽器音源生成も可能。

【スマホアプリ・作曲支援・老舗】

22. BandLab SongStarter (バンドラボ)

23. Medly (メドレー)

  • URL: https://medlylabs.com/
  • 特徴: 初心者でもブロックを並べるだけで作曲できるループシーケンサーアプリ。AI要素は補助的。

24. GarageBand (ガレージバンド)

25. Amadeus Code (アマデウスコード)

  • URL: https://amadeuscode.com/
  • 特徴: ヒット曲のデータを学習し、メロディラインを提案するアプリ。Xでの最近の話題は少ないが、作曲支援としては老舗。

26. Shutterstock AI Music


第5章:プロが教える「商用利用」と「著作権」の落とし穴

**「音楽生成 ai 著作 権」「商用利用」**の検索が増えていますが、ここには大きな落とし穴があります。実務で事故を起こさないために、以下の3点を必ず覚えておいてください。

1. 「著作権フリー」≠「何でもしていい」

AIサービスが「商用利用OK」としていても、それは「あなたが著作権者になる」という意味ではないケースが大半です。「使用権(License)」が付与されるだけで、楽曲の権利はAI会社に残る場合もあります。 規約をよく読み、「Ownership(所有権)」がどこにあるかを確認してください。所有権が自分にない場合、他者へのライセンス販売などが制限されます。

2. YouTube Content ID の危険性

SunoやUdioで作った曲を、そのままTuneCoreなどに登録し、YouTubeのContent ID(著作権管理システム)に入れることは、多くのプラットフォームで非推奨または禁止されています。 AI生成曲は偶然似てしまう可能性があり、自分の曲が他人のAI曲として誤検知されたり、逆に他人の動画を誤ってブロックしてしまうリスクがあります。最悪の場合、アカウント停止(BAN)もあり得ます。あくまで「自分の動画のBGM」として使う分には問題ありません。

3. 安全な運用方法

  • 有料プランの使用: 無料プランの多くは「商用利用不可」です。収益化するなら必ず課金しましょう。
  • AIであることの明記: 可能であれば「Created with Suno」などと明記することで、将来的な規約変更や法改正のリスクに備えることができます。

まとめ:2026年の最適解

情報が多すぎて迷うなら、以下の基準で選んでください。

  1. 歌を作りたい、日本語を扱いたい: Suno 一択。
  2. 音質を極めたい、リスク管理できる: Udio
  3. 動画BGMとして安全に使いたい: Beatoven.aiSOUNDRAW

時代は「AIを使うか、使わないか」から、「どのAIを使いこなすか」へシフトしています。まずは無料プランで、その進化を体感してみてください。

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生成AI音楽に関するよくある質問(Q&A)

プロの作曲家としての視点から、多くのユーザーが疑問に思うポイントに本音で回答します。

Q1. 生成AIで作った曲の著作権は誰のものですか?

A. サービスとプランによりますが、非常に複雑です。 多くのサービス(SunoやUdioなど)では、有料プラン契約者に「楽曲の所有権(Ownership)」を付与していますが、これは「あなたが著作権者として振る舞ってよい」という契約上の権利であり、各国の著作権法で「AI生成物が著作物として認められるか」は議論の最中です。 トラブルを避けるため、「自分が作った」と主張するのではなく、「AIを使用して制作した」と明記するのが、2026年時点での最も安全な運用です。

Q2. YouTubeで収益化しても大丈夫ですか?

A. 有料プランなら可能ですが、「Content ID」への登録は絶対にやめてください。 SunoやSOUNDRAWなどの有料プランであれば、YouTubeでの商用利用(広告収益化)は可能です。しかし、TuneCoreなどの配信業者を通じて「YouTube Content ID(著作権管理システム)」に登録することは、多くのAIサービスで規約違反となります。他人のAI楽曲を誤検知し、アカウント停止(BAN)のリスクがあるためです。

Q3. 完全無料で商用利用できるサイトはありますか?

A. 実務レベルでは「ほぼ存在しない」と考えてください。 「無料かつ商用OK」を謳うサイトもありますが、音質が低かったり、クレジット表記が必須だったり、突然規約が変わるリスクがあります。ビジネスや作品として公開するなら、月額数千円のコストを惜しまず、権利関係がクリアな有料プラン(Suno ProやSOUNDRAWなど)を使うべきです。

Q4. スマホアプリで一番おすすめはどれですか?

A. アプリを探すより、スマホのブラウザで「Suno」を使うのが正解です。 App Storeなどには多くの「AI音楽アプリ」がありますが、その多くは品質が低いか、課金への誘導が激しいものです。現在最強の「Suno」はスマホのブラウザ(SafariやChrome)からでもPCと同じように快適に使えます。アプリを入れる必要はありません。

Q5. 自分の声をAIに歌わせることはできますか?

A. 「Suno」や「Udio」の最新機能で可能です。 これを「Audio Input(音声入力)」機能と呼びます。あなたが鼻歌やスマホで録音したフレーズをアップロードすると、AIがそれを元にフルコーラスの楽曲を生成してくれます。作曲の知識がなくても、あなたのアイデアを形にする強力な機能です。


執筆者情報:MARUYA328(中丸 勲)/合同会社momopla 代表
テレビ局27社・Spotify公式・有名YouTuber(HIKAKINなど)採用実績を持つAI音楽クリエイター。
累計2000曲以上の著作権フリーBGMを制作し、和風・昭和レトロ・アニメ・ゲーム・企業用など多ジャンルに提供。
全音源は100%オリジナル制作で、商用利用・クレジット不要。著作権法とAI技術に基づく独自の権利戦略で、利用者を法的に保護。
運営法人:合同会社momopla(法人番号:6011303005646)/設立:2012年1月15日/所在地:東京都
「音で世界観を支える」を理念に、安心して使えるプロ品質のBGMと、信頼できる著作権知識をすべてのクリエイターへ。

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